
ネタバレを含みます、これから見る方は読まないで。ということで早速「
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー・侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」を新宿バルト9で見てきました!入場すると「しおり」のようなカードと「仮面ライダーW」のガンバライドカードがもらえました。今年の放映順はライダーの後に戦隊。「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」は3D版なので、
映画が始まる前に「メガネをかけて見よう!」といった説明もありました。シンケンジャーの5人と「門矢 士」による短い掛け合いなんですが、これがいい雰囲気で撮られており、凄く気分が楽しくなりました。
とにかく
今年は満足度が高い!まずはネタの宝庫「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」です。ストーリーは本編の完結ということですが、どうもパラレルな結末っぽい気がします。ディケイドが大ショッカー首領であった、という設定は凄く良いし「シャドームーン」の謀反にあって、すべてを失い、罪を背負って正義に生きる…こういう設定も大好きです。ただ、本編の結末にしてはハードすぎるかな?と思います。もし本編もこんな結末だったらディケイドの存在意義や、その強さにも納得いくんですけどね。
「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」で気になるのは、やっぱり各ライダーの客演。オールライダーと謳うだけあって見所満載。おじさん世代は冒頭の
アマゾンが大暴れするシーンでめっちゃテンション上がったんですが…なんと!
前半のライダーバトルで昭和ライダーは全滅。次々と昭和ライダーが平成ライダーに消されていくんです。青い光に包まれて、しゅわ〜っと消えてっちゃうんですよ!アマゾンはディケイドを圧倒していながら「ディメンションキック」一発で滅殺され、RXは三段変身など変幻自在に活躍しましたが、
バイオライダーゲル状化した際に「クリムゾンスマッシュ」で
ロックオンされ雄叫びの中に消えました(
物理攻撃は受け付けない設定なのに…)ライドルを持った「仮面ライダーX」は、当て付けのようにクウガドラゴン
フォームのロッドで腹を打ち据えられ悶絶…スカイライダーに至っては、よりにもよってサブライダーのイクサ(しかもライジングではなく通常の)に元気よくセイリングを決めた直後に迎撃され…「
雉も鳴かずば射たれまい」ですか(泣)唯一、
ストロンガーのみがブレイドに勝利してました…ってなんで平成ライダーなのにブレイドだけ!なんとも不満の残るバトルでしたね。しかしブレイドファンよ、悲しむなかれ。イカデビル戦のファイナルフォームライドで使われてますから。シンケンレッドの武器にもなったし、ブレイドは活躍してるんですよ…いや、所詮は武器なんだけど。てなワケで劇場版でもあくまで「平成ライダー」中心の描かれ方でした。
昭和ライダーで最も熱く描かれたのは「結城丈二」でした。なにせ演じるのは「
Gackt」なんですね、予備知識入れてなかったから驚きました。
自分で腕引きちぎってるし。「門矢 士」に進むべき道を諭すのも彼で、とにかく演技も熱く、かなり格好良かったです。「Gackt」という人の印象がめちゃくちゃ良くなりました。出来れば変身後も…とは誰もが思ったことでしょう。ところで今回のアームはなんだったの?なんかヤリガイみたいなのくっつけたけど。
敵のボスは我らが創世王「
シャドームーン」様です。もうひとりの創世王はTV本編で大活躍したんですが、劇場版ではシャドームーンの圧倒的な強さが…爆発しませんでした。いきなり出てきた「仮面ライダーW」が挨拶代わりに、
お気楽な調子でフルボッコ。創世王はぶっ飛ばされ、大ショッカー基地の壁に直撃。そこを20名はいようかというライダーの集団ライダーキック(なぜか電王ソードフォームまでキック)を喰らい基地ごと消え去りました…イカデビルとガラガランダのギャグキャラ扱いよりは遙かにマシでしたが。大ショッカー基地壊滅後、唐突にデカイのが出ます、一瞬「
サタンゴース」キタ━(゚∀゚)━!かと思いましたが「仮面ライダーX」が訂正してくれました。「
あいつはキングダーク!」さすがにジャスピオンの世界までは浸食されていませんでした(サタンゴースvs磁雷神とかね…もう別の番組になるか)で、どうやって倒したかというと…ここで来たか「
仮面ライダーJ」一言も言葉を発せず、ディエンドか誰かに「行け、ジェイ!」とか指示を出され、
意志のない唐変木扱いでした。そして「仮面ライダーJ」にディケイド自身がファイナルフォームライドした巨大
ベルトが装着され、ここに巨大ディケイド誕生。見事サタンゴース(じゃないって)は瞬殺され、物語は大団円を迎えました。いや〜ほんとにスペクタクル重視の平成ライダー10周年と呼べる傑作でした!ただし「ウルトラマンメビウス」のように往年の作品と見事に融合した重みや満足感、そして世界感の完成度を求める作品ではありません。各石ノ森ライダーは平成ライダーの引き立て役で、各平成ライダーはただの武器扱い。ディケイド基準で見ると、どんだけ昭和ライダーって弱いの?平成ライダーの存在価値ってどこなの?って感じます。逆に新番組のライダーは番宣用に異常に強いんです…冷静に考えれば、あくまでも新解釈によるパラレルな世界、言い換えれば、これこそがディケイドだけの世界です。つまり、
すべてはディケイドの世界でのみ起こった事態と考えれば納得出来ますね!
まぁ
話題は「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」に尽きてしまったんですが、それだけ面白くもあり、問題作だったのかな、と(笑)アギトは何の活躍もなかったけど、最後に翔一くんが出たので嬉しかったです。あまりにも脈絡なくて笑ったけど。もちろん「南光太郎」も出ましたよ(
テレビの時一緒に撮ったんじゃないかな)最後になりましたが「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」は飛び出て凄いので、劇場で見ないと損します。僕は「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」をメインに見に行ったんですが、ディケイド劇場版のデタラメな破壊力がなんとも…いや、ほんとに凄かったです。見て幸せになれるのは100%「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」の方ですけどね。
ディケイドで驚きや怒り、消失感を溜め、シンケンジャーで最後には幸せな気持ちになる。良い流れの劇場版です。色んな意味で絶対見るべし!